プログラミング教育は意味がない4つの理由とそれでも学ぶ3つの理由

プログラミング教育って意味ないじゃん…

 

  • 2020年、プログラミング教育が必修化されると言うけれど…意味ないのでは?
  • どれだけ勉強したってエンジニアさんのようにプログラミングができるようになるとは思えない。

 

プログラミング教育について調べていると、『学校で学ぶプログラミング教育なんて意味ないのでは?』という意見を見かけます。

調べた内容を簡単にまとめると、学校の授業程度では物を作るレベルのプログラミングスキルまでにはならないでしょう、というもの。

今回はその調べた内容をまとめてみます。

プログラミング教育は意味ないと考えられる4つの理由

学校の授業だけでは学習時間が足りない

私は現役のエンジニアでかれこれ12年ほどプロとして続けています。国家資格も複数保有しています。詳しくはプロフィールを見ていただければと思います。

今までにたくさんのエンジニアを見てきました。たくさんのエンジニアを育ててきました。

その経験より、エンジニアは3年間毎日休まずがんばってようやく1人前という人が多いです。

学校の授業でプログラミングがどの程度実施されるかはまだわかりませんが、毎日数時間プログラミングをお勉強…ということはまずありえないでしょう。

プログラミングを習得できないプログラミングの授業…意味ないと思われても仕方ないですね。

はるき

簡単にまとめると、学校の授業だけのプログラミング教育では中途半端、ということです。

『プログラミングができる』だけでは『プログラミングできない』

仮にプログラミング教育を通してプログラミングができるようになったとします。学校の授業だけではなくプログラミング教材やロボット教室を使うのもありですね。

ですが、プログラミングができるようになっても、プログラミングはできないんです。

何を言っているのか意味がわからない…

詳しく説明します。一言で言うならば、プログラミングは目標を達成するための手段でしかない、ということです。言い換えるとプログラミングは道具・ツールです。

たとえば大工さんなら、

  • トンカチ
  • のこぎり

といった道具です。トンカチ、のこぎりの使い方がわかれば家を建てられるでしょうか?無理ですよね。

つまり、プログラミングを使って本格的に物作りをするためには、コンピュータにも詳しくならないと意味がないということなんです。

プログラミングとかプログラミング的思考、論理思考にばかり着目しているプログラミング教育では、エンジニア視点でも意味がないと感じます。

教師側が教えられない

プログラミング教育はまだまだ歴史が浅いです。

  • 教えるためのノウハウが成熟していない。
  • 教えられる先生も少ないのではないでしょうか。

また、世代によってはパソコン、コンピュータがそもそも扱えないという人も多いはずです。

未経験の先生が未経験の子どもたちにプログラミングを教えるのは意味があるのでしょうか?疑問に思います。

そういった教師側の背景事情を考慮して、地域や民間と連携して教育を進めていくということも検討されているようです。

学習活動を実施するに当たっては、地域や民間等と連携し、それらの教育資源を効果的に活用していくことも重要である。

引用:小学校プログラミング教育の手引

はるき

つまり、それだけ先生方はプログラミングを子どもたちに教える事ができない状況にある、ということですね。

プログラミング教育はプログラミングそのものを教えるものではない

学校のプログラミング教育はプログラミングができるようにすることを目的にしたものではない、とのこと。プログラミング的思考、論理思考を身に着けさせるためのものとのことです。

文部科学省の小学校プログラミング教育の手引には下記のようにあります。

プログラミング教育の実施に当たっては、プログラミングの体験を通して、①「プログラミング的思考」を育むことと、②プログラムの働きやよさ等への「気付き」を促し、コンピュータ等を上手に活用して問題を解決しようとする態度を育むこと、③各教科等の内容を指導する中で実施する場合には、各教科等の学びをより確実なものとすることをね
らいとしていることを踏まえて取り組むことが重要です。

引用:小学校プログラミング教育の手引

つまり、本格的なプログラミングは教えないということになります。学校の授業は表面上の学文になるというイメージです。

ですが、プログラミングは学文というより実技です。学ぶにはなんといっても実際にプログラミングをして体感し、身体で覚えていくのが一番だと思います。学校の授業によるプログラミング教育は中途半端で、たしかに意味がないなぁと思ってしまいます。

それでもプログラミング教育が必要な3つの理由

AI発達による単純作業の雇用減少

そもそもプログラミング教育が始まる背景にはAIの発達がありました。

  • 近年、急速に優秀なAIが発達。
  • 今まで人が行っていた仕事がAIに奪われてしまう可能性も。

これはRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)と言って、ルール化された事務作業はAIにやらせる、というものです。

つまり、今まで就職先に『事務』というものがありましたが、これから先の未来は『事務』の枠は減少傾向になるでしょう。

IT人材の不足

単純作業の減少とは反対に、今後ますます需要が高まるのがIT関連の人材です。

  • 2020年時点でもIT人材は不足。
  • 2030年にかけて、受給のギャップはさらに広がる見込み。

引用:IT 人材需給に関する調査 - 調査報告書 – 経済産業省

プログラミング的思考とか論理思考とか、なんだかんだ言って本当は背景にIT人材の不足があるのだと私は考えています。

IT業界の生産性

引用:IT 人材需給に関する調査 - 調査報告書 – 経済産業省

海外と比較して日本の情報通信業の労働性上昇率は低いです。そのため、レベルアップが必要であるという結論が出ています。そのレベルアップの手段がプログラミング教育による底上げなのでしょう。

また、子供にプログラミングを習得するまではいかなくても、プログラミングに興味を持ってもらうだけでも良いのです。

そうすれば、将来の就職先の滑り止めとしてエンジニアという選択が持てるかもしれません。

…どこも行く先がない!

という事態は避けられるかもしれません。子供の就職先がない、親としてこれほど不安なことってないですよね。

プログラミングは起業や副業に使える

プログラミングは汎用性が高いです。起業や副業に最適です。

  • 必要なものはパソコン1台。
  • これだけで事業を起こすことも。
  • 高額な初期投資も必要なし。

実際に、私もプログラミングスキルを使って副業をしています。スキルのココナラやフリーランスが仕事を請け負うクラウドワークスなど。プログラミング案件は豊富です。

もし子供が男の子なら、年収の少ない仕事であっても副業をすることで豊かな生活ができるようになるかもしれません。

もし子供が女の子なら、妊娠や子育てで働けなくなっても在宅でプログラミングの仕事をして生活を助けることができるかもしれません。

私はプロフィールにも書いているのですが、病気・ハンデを持っていて学歴も低いです。それにも関わらず会社の年収は600万ほどで、副収入でも300万ほどあります。すべてはプログラミングスキルのおかげです。

はるき

ですが、私は収入の良さよりも安定・安泰な生活ができることのほうがありがたいです。子供たちが将来、路頭に迷うことだけはないように滑り止めとしてプログラミングを教えていきます。

まとめ

まとめると下記の通りです。

  1. 学校の授業だけではプログラミング教育は不足なので意味がない
  2. プログラミングは手段、道具・ツールであり、物作りにはその他の知識がなければ意味がない
  3. 教師側がプログラミングを教えられないので意味がない
  4. プログラミング教育はプログラミングを教えるものではないため意味がない

いろいろとプログラミング教育は意味がないという意見を見てきましたが、結論としては学校のプログラミング教育だけでは意味がない、ということです。

実際にスキルとして昇華させるには学校の勉強プラスアルファが必要であると感じました。

学校の勉強だけこなせればいいや

と思われるでしょうか?せっかくプログラミングを学ぶのであれば、将来を見据えて学んでいきたいですね。中途半端に学ぶ、これが一番意味がないです。